2009年10月06日

流し撮りへの道(3)

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久しぶりの撮影コラムです。流し撮り編となるとPart2が実に3年半以上前に遡ります。今回は特に前回のコラムと関連づけなく記載させて頂きました。

最近、「トビモノ(飛翔シーン)はいくつ以上のssだったら撮れるんですか」という質問をメールなどでよく拝見させて頂きますが多くの方がトビモノの撮影はss(シャッタースピード)を目一杯上げて写し止めると言うことだと思っているようです。
もちろん、私も最初はそう思っていて「1/1250秒信仰」なるものがあってssがこれ以上でなければトビモノは撮れないものだと思っておりました。ですから曇りの日などはssを確保するためにノイジー画質覚悟でISOを800とか1600とかに上げたものです。(5年以上前はこの領域はノイズが酷くて全く使い物にならなかった)
でもノイズバリバリの画はなるべくなら避けたいということで晴れだろうが曇りだろうがISOを200に固定して撮るようにしました。でもトビモノを狙うとssが晴れの日でも1/640秒くらいでやはり被写体がブレブレでした。しかし撮り続けていると次第に被写体(カワセミ)に合わせて自ずとレンズを振るようになってきました。すると1/320秒くらいでも被写体が止まっているカットをたまに撮れるようになってきました。被写体は止まり背景は若干流れていて躍動感があるのです。そう、被写体にシンクロさせて撮影するということはこの頃から気付き始めたわけです。1/320秒の画をさらに躍動感を出すには確率こそ低くなってきますがssを下げていけばよいわけです。

1/1250秒くらいの高速ssで撮る場合は被写体を「写し止める」という考え方で瞬間を切り取るということになるわけです。一方1/100秒クラスの低速ssのいわゆる「流し撮り」は成功する確率こそ相当下がりますが一枚の画で被写体の躍動感を見る人に訴えるには必要十分な表現になるわけです。私の経験上1/250秒を下回ると少しずつ難しくなってきますが少しでも躍動感を画に求めるなら是非1/320秒くらいから始められることをお勧め致します。

但し被写体までの距離が10m級とかの至近距離になってしまうと1/1250秒クラスでも止めにくくなってしまうということは覚えて置いて下さい。逆に被写体まで50m級以上の場合は1/100秒クラスでも成功する確率は高くなります。あとは被写体のスピードによっても差が出て来ますので大体の目安にされるとよろしいかと思います。

過去在庫から
1/80秒のカワセミ。

Nikon D2X
焦点距離 600mm(1200mm相当)
露光時間 1/80秒
F値   4.0
ISO  100
露光モード M
Capture NX2 ver2.0→PhotoshopCS3
撮影日時 2007/11/17 09:07
クロップ、トリミング、リサイズ

1/100秒のヤマセミ。

Nikon D300
焦点距離 850mm(1275mm相当) 600mm+1.4倍テレ
露光時間 1/100秒
F値   6.3
ISO  200
露光モード M
Capture NX2 ver2.0→PhotoshopCS3
撮影日時 2008/01/26 08:22
トリミング、リサイズ

おまけ 0.3秒のダイサギ

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 400mm(520mm相当)
露光時間 0.3秒
F値   2.8
ISO  200
露光モード M
PhotoshopCS3
撮影日時 2005/10/10 05:38
トリミング、リサイズ

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投稿者 shirou-miz : 23:52 | コメント (5) | トラックバック

2008年11月07日

アカショウビン写真集作成!!

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今夏に撮り溜めた本州アカショウビンの在庫を、来年はおそらく今年みたいには撮れないだろうから写真集として残すことにしました。カラープロファイルをAdobeRGB指定で入稿してもらって色の面といい仕上がりの質感といいなかなか満足な出来映え。
アスカネット社の「MY BOOK ART」にて作成。
ちなみに私の場合は背綴じハードカバーの40ページで横216×縦216mmのタイプ。半透明のブックケースが付属します。これはという傑作シリーズが撮れた方は是非お試しあれ。

アスカネット社「MY BOOK」シリーズ
http://www.mybook.co.jp/

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投稿者 shirou-miz : 22:51 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月17日

高画質への道(1)~テレコンは必要か~

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最近のホバホバラッシュで被写体の大きさが今までより求められるようになってきました。ホバリング中のカワセミの力強さを表現するにはカワセミの表情を私は重視するので必然的に被写体の大きさが必要となってくるわけです。しかしできればトリミング量を少しでも減らして光学的に大きく撮れるようにしたい・・そうとなるとやはりテレコンは必須となるわけです。
しかしテレコン=画質が落ちるというのが定説になっていて開放も1段アンダーになるしファインダーも暗くなるので出来れば使いたくない、という方が多いのではないでしょうか。ご多分にもれず私もその一人ですがホバリング撮影は大半がAF撮影になるためファインダーに被写体を大きく捉えるためにもテレコンは欠かせないわけです。しかし描写がシャキっとした画が撮れる確率はがくんと下がってしまうのです。これは超望遠域ならではのぶれやすさとピントの難しさに拠るところだと思います。画質が悪いと感じるのは大半の人がこの部分を指していると思います。
では数少ないテレコンを入れたバチピン・ブレ無し画像を単体の同じ条件の画像と比較するとどうでしょう?サンプル画像が無いのが残念ですがあくまでも等倍で見た世界で描写が光学ガラスが増えている関係か少々眠いように感じます。しかしWebで鑑賞するレベルではリサイズしてしまうのでさほど気になるレベルではないと思います。ただしいくらバチピンであっても大きくトリミングするとシャープはゼロだと少々厳しいかもしれません。単体で撮影したバチピンの画だったらほとんどシャープは要らないと思います。
要するにテレコン入れると描写が悪くなるのではなく悪くなる確率が高くなるというのが正解かもしれません。A3ノビくらいの大きさにプリントするのであれば差はわかるかもしれませんが。
なかなかバシっとバチピン・ブレ無しで決まらないテレコン撮影ではありますが最近私はゴーヨン+1.4倍テレコンの描写が気に入っています。ボケはゴーヨン単体の時より圧倒的に綺麗になりますし、ロクヨン+1.4倍ほどピントもシビアではありません。なによりも開放F5.6からシャープな描写をするのが非常に気に入っています。今後、カワセミまで距離のあるフィールドではこの組み合わせをメインにしようと思っているくらいです。
あと最後に私の独断と偏見のテレコンを入れた状態の画質(シャープネス)関係図を記しておきます。参考にされて下さい。(ニコンの場合であくまでも個体差やボケ量などは無視するものとする)


ヨンニッパ単体(400mm)>ゴーヨン単体(500mm)>ロクヨン単体(600mm)=ヨンニッパ+1.4倍(560mm)>ゴーヨン+1.4倍(700mm)>ヨンニッパ+1.7倍(680mm)>ゴーヨン+1.7倍(850mm)=ロクヨン+1.4倍(840mm)>ロクヨン+1.7倍(1020mm)

*2倍テレコンは使用していないので比較対象から外させて頂いております。

最近の在庫より

Nikon D2X
焦点距離 700mm(1400mm相当)
露光時間 1/60秒
F値   5.6
ISO  100
露光モード M
Capture NX ver1.2→PhotoshopCS3
撮影日時 2007/10/14 07:35
クロップ、トリミング

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投稿者 shirou-miz : 20:20 | コメント (0) | トラックバック

2007年08月31日

ザ・大伸ばし.....。

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今夏撮り続けたアカショウビンの画像を何か形に残したいと思い、一番お気に入りの画を思い切って全紙に引き伸ばしてみました。jpegファイルをソフトで転送するだけのネットプリントってヤツです。最初は何も指定しなかったら思いっきり黒バックを適正露出にされて届きましたが(汗)、次に「補正なし」を指定したらこれは満足行く出来映え。クロップノートリで690万画素、約130dpiほどだったので果たしてどんな出来映えになるか不安でしたけどね。下の写真でしかお見せできないのは残念ですがまさに銀塩のような仕上がりです。おうちのEPSONのプリンターで印刷したものとはわけちゃいまっせ。
以前は銀塩時代に風景写真を伸ばしてみても半切り止まりだったので全紙はさすがにド迫力です。でももちろん、写真は実物のアカショウビンの等身大以上ですよ(^^; 


これからは全紙に伸ばせるような画を撮ることを目標に頑張ろうっと。


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投稿者 shirou-miz : 22:22 | コメント (0) | トラックバック

2007年06月10日

アカショウビンのRAW現像

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今日は日記として久しぶりにカワちゃんの画像が並ぶはずでした。ところが近所のフィールドに行ってみるといつもの面々がなんと機材を持たずに立っているではないですか。ここ最近、行動が不安定で写真を撮れるようなところに来ないみたいです。しばらく見守るしかないでしょうね。
そこで今日は久しぶりに家でのんびりしたわけで、先週、先々週と撮り続けたアカショウビンの画をまだ一部しか現像していなかったので色々な現像の仕方を試してみました。基本的に森の中で撮った画はオールグリーン被りで実際に見た目のままなのですが、一枚のアカショウビンの画という視点で見るとできるだけニュートラルにしたくなります。しかしこれがなかなか上手くRGBがバランス出来ません。そこでクリックホワイトバランスを使って画の中にあるグレーもしくは白色の部分をカチカチと微妙に位置を変えてクリックしてみてちょうど良いところで決定させます。この段階ではキャプチャーNXなのですがここからCS2に飛ぶわけです。そしてCS2のカラーバランスで最終的な細部の追い込みをするようにしています。ところが色の調整とは難しいものでじっと見れば見るほどその色に目が慣れてきてしまい、他の人が撮った同じ被写体の写真を見ると「えっ?なんでこんな色にしてしまったんだろう??」と思った経験のある方も少なくないと思います。要するに独りよがりにならないように他の画を見たり、時間を空けてもう一度その色で本当にいいのかを再確認してみる必要ありということです。でもそんなことしていたら時間がいくらあっても足りませんよね。結局は個人の好みということで。


在庫より

Nikon D2X
焦点距離 550mm(1100mm相当)
露光時間 1/40秒
F値   4.5
ISO  100
露光モード M
Capture NX ver1.01→PhotoshopCS2
クロップ、ノートリミング

投稿者 shirou-miz : 22:05 | コメント (0) | トラックバック

2007年04月21日

サブ機登場!!

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夏場の遠征に向けてふと、不足しているものを思い出しました。そう、今やメイン機となったD2X様がもし現地で故障してしまったら代わりになるカメラがない・・・・・Nikonのフラッグシップの新機種待ちだったからこそ空席になっていたのですが、発表すらされていないものを待っていたらいつになるかわからない・・・D40はどうかって?? はっきり言ってサブサブにもなりましぇん(^^; そこでNikonフラッグシップの新機種の噂さえ出ていなければ当初は買う予定だったこのマシンを先週の買え買え光線を受けて早速ポチッ!! そして余計なズームもポチッ!! さて要らないものをどんどん売るとするか・・・(^^;

でも撮影チャンスは1回だけ。(^^; 基本ダメダメ写真ですがダイナミックレンジ特性は分かっていただけると思います。デビュー記念の1枚。

FUJIFILM FinePix S5Pro
焦点距離 600mm(900mm相当)
露光時間 1/80秒
F値   4.5
ISO  100
露光モード M
D-RENGE Auto
Adobe LightRoom ver1.0→PhotoshopCS2
撮影日時 07/04/21 10:09
ノートリミング

これで準備だけは大丈夫。しかし肝心の被写体が・・・・(^^;

投稿者 shirou-miz : 21:11 | コメント (2) | トラックバック

2007年04月08日

Adobe LightRoomでカワセミ?

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もはや私のカワセミ撮影は瀕死の重傷です(汗)。カワちゃんがサービスしないどころか肝心なシーンは低血圧の私が寝坊して撮れずでストレスは頂点に達したので御座います(^^; この土日で現像したのは本当はゼロなのだけれどこの一枚のみ。そう、Photoshopのアドビ社から「LIGHT ROOM」なる画像管理?ソフトが発売されましたが最初は子供だましみたいなモノだと内容も知らずに決めつけていました。ところがフィールドのいつもの買え買え仲間2人が金欠の私に強烈な買え買え光線を浴びせてきます。私が必死にこの光線を避け続けると「これを持っていなければフォトグラファーじゃないね」等と超ウルトラレーザービームを浴びせてきて、もはや物欲レンジャーの私には後戻りできない状態になってしまうのです。そして結局は買ってしまう訳なんですね、これが。今まで画像ビューワー系はニコンビューのみに頼ってきたのですがこれはなかなかインターフェースも黒を基調としていてカッコイイ!!慣れれば画像も整理しやすそう。撮影日別や撮影地別などの区分けもできるので早く使いこなしたいなぁ~。現像ソフトとしてはまださわったばかりなのですがCS2の感覚で行くと仕様が大きく異なり大失敗します。でも色別の彩度設定など遊べる機能もあるのである意味使いこなせばこれはすごいかも。特にグリーンとブルーのスライダーの間にある「アクア」はカワセミの色の追い込みに使えそう。というわけで初めてさわった「LIGHT ROOM」でいい加減に現像したテスト写真を1枚。


Nikon D2X
焦点距離 550mm(1100mm相当)
露光時間 1/500秒
F値   5.0
ISO  100
露光モード M
Adobe Light Room ver1.0
撮影日時 07/04/07 09:21/48
クロップ、ノートリミング

なんだか感覚を掴むのにものすごく時間がかかりそう。でも楽しさは本物だから、まだ買っていない人はPCショップに急ぎましょう!!(^^;

投稿者 shirou-miz : 22:42 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月23日

ロクヨンとヨンニッパ+1.4テレの比較

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600mmf4で撮ったものと400mmf2.8+1.4テレで撮ったものを比較してみました。

ヨンニッパ+1.4テレ

Nikon D2X
焦点距離 550mm(1100mm相当)
露光時間 1/640秒
F値   4.5
ISO  100
露光モード M
Capture NX ver1.01→PhotoshopCS2
撮影日時 06/12/31 09:16/44
クロップ、ノートリミング

ロクヨン単体

Nikon D2X
焦点距離 600mm(1200mm相当)
露光時間 1/400秒
F値   4.0
ISO  100
露光モード M
Capture NX ver1.01→PhotoshopCS2
撮影日時 07/01/13 08:59/28
クロップ、ノートリミング


ほぼ同じ時間帯でほぼ同じ位置で撮っているものですが、肝心の絞り値がヨンニッパ+1.4テレはf4.5でロクヨン単体は開放のf4.0とそれぞれ違っています。でもそれを差し引いたとしてもこの立体感の差は大きいと思います。等倍で拡大してみてもロクヨン単体の方がぼけ方はとても綺麗でした。ヨンニッパはテレコンが入っているのでやはりロクヨンに軍配が上がります。しかしこの画像を在庫から探すにあたって苦労したのが特にロクヨンの方はピントが合っている画がなかなか見つからなかったことです。ほんとこれからこのレンズで修行することを考えるとこの超激薄ピントには泣かされそうです(^^;

投稿者 shirou-miz : 22:20 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月20日

引き画か?超トリか?

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デジタル写真の世界も進化が止まらず銀塩では考えられなかった撮り方というのが出来るようになりました。これは楽になったのではなく、むしろ敷居が高くなったと考えていいでしょう。これは「超トリ」を意味するのですが「超トリミング」→「抜粋」と解釈してよいでしょう。「トリミング」は画像の周辺を切り落とすイメージが強いですが「超トリ」は画像の一部をくり抜いてしまうのです。これは人によって基準がありますが私の場合は長辺1500pix以下を「超トリ」と呼ぶことにしています。方や対照的に「引き画」というのはいわゆる「風景の中の鳥さん」と多くの鳥屋さんに解釈されています。これはおそらく野鳥の写真のジャンルでは一番難しいのではないのでしょうか。なぜなら被写体が小さく、風景に負けてしまうことがほとんどだからです。風景で見る人を引きつけつつ主役の鳥さんの存在感も表現しなければならない、そう考えるとほとんどの引き画が画になっていないケースが多いです。「超トリ」は主役をアピールしやすいのですがいかんせんデジタル一眼の高画素ゆえの難しさが顔を出します。ピクセルが細かい分、ブレが目立ちやすいのです。ピントの甘さなど全く許容しません。しかもノイズが拡大されてきて高ISOで撮っている人は泣きをみます。「超トリ」を決めるにはそれ相応の「技術」が必要です。では「引き画」だったら「技術」が要らないのか?というと確かに「超トリ」ほどのきめ細かさは必要ないのかもしれませんがやはりピントの甘い写真やブレが入っているものは分かってしまいます。それよりも「引き画」はものすごくセンスがいると思います。私は引き画が苦手でこれといった自信作もないですが最近よく意識するようにしています。引いて画にならないものはトリミングして生きるかどうか?ということを視野に入れて撮るようにしています。トリして生きなければゴミ箱行きと割り切れば気楽に撮れるものです。下に引き画と超トリしたものと2枚比較で貼りましたがあなたならどちらが画になっていると思いますか?


周辺部を少々トリミングしたもの(長辺3216pix→約2800pix)

長辺3216pixを約1400pix程に超トリしたもの

Nikon D2X
焦点距離 400mm(800mm相当)
露光時間 1/800秒
F値   3.2
ISO  100
露光モード M
Capture NX ver1.01→PhotoshopCS2
撮影日時 06/12/17 13:49/32
クロップモード


うーんどちらもイマイチだけど超トリは枝がうるさ過ぎだなぁ。(^^;引き画のほうがまだましかなぁ?

投稿者 shirou-miz : 22:41 | コメント (2) | トラックバック

2006年11月16日

ISO100にこだわる(其の壱)

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(前回のコラムの続き)
ある日、天気が良い日でした。晴れているにもかからわず仲間が「ISO100で撮ろう」と言い出したのです。こんな晴れの天気の日はssが上がるのでISO200で1/1250秒も余裕でした。まあこの頃は最低でもssが1/1250秒でないとトビモノは撮れないと思っていたのです。そんな日になんでわざわざISO100にしなければいけないのか理解に苦しみました。でもゲーム感覚でISO100にして陽が陰ろうともISOを上げるのを禁止しました。これが辛いこと辛いこと・・・今までトマリモノはISO100にすることは多かったですがトビモノでISO100はほとんど経験がありません。ssが1/640秒、1/400秒、そして1/320秒と転げ落ちるように陽が陰ると共に下がっていきます。トビモノは当然の如くブレ写真の量産です。せっかくピントが合っているカットもカワセミの目が流れていたりして使い物になりません。「こんなことをして何が楽しいんだ・・・」チャンスをことごとくモノに出来ない私は悔しさが募るだけでした。ところが微妙に失敗した惜しいカットを見て見ると実に躍動感があるのです。背景はそこそこ流れ、カワセミの羽のブレもすごくいい感じなのです。それは4桁のssでは得られない描写でした。「そうか、今までは高速ssでカワセミを写し止めていただけなんだ・・・」ふと、こう気づきました。写し止めるのではなくカワセミと一緒にファインダーでスポーツしなければ躍動感のあるトビモノの写真は撮れない、そう考えるとISO100縛りは実にいい修行ではないかと思うようになりました。確かに在庫は思うように作れません。時にカワちゃんのサービスが良かった日でも一枚も使える画が撮れない時もありました。曇りの日はssが2桁しか出ない日もざらにありました。でも躍動感あるトビモノの画を目指してひたすら我慢の修行をするしかありませんでした。(其の二に続く)

在庫より(こちらはISO50、チャレンジ画像です^^;)

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 840mm
露光時間 1/60秒
F値   8.0
ISO  50
露光モード M
D.P.P ver2.1.1.4→PhotoshopCS2 
撮影日時 06/01/03 14:38/51
トリミング

投稿者 shirou-miz : 21:28 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月09日

高ISOよ、さらば!

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ISO、主に銀塩時代から使われていた規格で銀塩から撮っている人たちにはフィルムの感度でなじみが深いでしょう。ISO100、200、400、種類によっては低感度の50や高感度の800、1600もありました。私が銀塩時代に主に風景で使っていたのがフジフィルムのリバーサルフィルム「ベルビア」でした。とても発色が派手なフィルムでしたが実効感度が低く、ISO50でしたが適正露出で撮るとアンダーになります。でもこのアンダーの味付けが風景写真で生きたのです。
話が余談になりましたが私が思ったのは一眼レフカメラがデジタルが主流になって、感度とは意味をなすものなのかということでした。素人的な考えだとデジタルだからISOなどの設定はなくしていくらでもCMOS(CCD)に光を通すことができれば夢のような写真の世界がひろがるなあと思いました。ところがどっこいそう簡単にはいきませんでした。ISOを上げて光を通す量を増やせば「ノイズ」という大敵が顔を出します。これはやっかいなものでプリントしたとしてもザラザラの醜い写真になってしまいノートリのL版でなんとか目立たないかなといった状態です。(キヤノンで言うとISO800以上かな?)Web上でも800×533pixレベルでも結構目立ってしまいます。ノートリならいざ知らず、トリミングをすればどんどんとノイズを大きくして行く結果になってしまいます。私のようなトリミング前提の撮り方をする者にはこれはやっかいです。私はカワセミ撮影を始めた頃は少しでもシャッタースピードを稼ごうとISOを400、時に800にして撮っていましたがピントチェックでモニターで画像を確認するとがっかりしました。ノイズが気になって仕方が無いのです。せっかく撮ったトビモノの写真もプリントしてがっかり。作品として見るにはあまりにもノイズが醜かったのです。そこで仲間の助言もあり、ISO200で撮ることにしました。これならなんとか使える。この当時はC社の1Dmk2を使っていたのでISO200のノイズはあまり気になりませんでした。そしてISO200が主流になった時はむやみに感度を上げないようにするために200を超える感度で撮影したものは写真じゃないと思うようにしました。(高感度で撮っている人、ゴメンナサイ。)こうしてISOに関する悩みは決着が着いたかのように思いましたが思わぬ落とし穴が待ち受けていたのです。(次のコラムに続く)

当時の在庫より(photoshopCS2にてノイズ低減処理していますがグリーンノイズが盛大^^;)

Canon EOS10D
焦点距離 600mm(300mm×2)
露光時間 1/640秒
F値   6.3
ISO  400
露光モード M
D.P.P ver2.1.1.4→PhotoshopCS2
撮影日時  04/06/05 9:17/22
トリミング

投稿者 shirou-miz : 21:30 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月18日

スカに強くなろう!

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最近、極度の在庫不足&カワセミ撮れない病が続きせっかくリニューアルしたブログも今ひとつ冴えません(^^;まあ被写体あっての鳥撮りですから技術やら作品性やらを論ずる以前に肝心の主役が遊んでくれないのではどうにもこうにもなりません。サービスが悪い状況でやっとの思いで撮れたトビモノも拡大してがっかし。・・とまあこんな状況を我々鳥屋さんたちは「スカ」と呼びます。正式には気合入れて出撃したにもかかわらずお目当ての鳥さんに出会えずに帰ってくることですが、現像する気がおきない写真しかない状況もスカと同然な訳です。でも実はスカが大事だということは皆さん気づいていらっしゃいますか?誰でもスカを期待して出撃しないとは思いますがこれが重なるから撮れた時の感動が大きいのです。スカが多ければ多いほどこの感動の大きさは比例します。やらせ行為によりお立ち台に止まる鳥さんを撮るのが当たり前になっている鳥屋さんには無縁の話ですが「スカ」こそが鳥屋さんを強くするといってもいいでしょう(??)毎日グリーンのバックでカワちゃんが10秒以上のホバをひっきりなしにやっていたらすぐに飽きてしまうだろうしヤマセミやアカショウビンがいとも簡単に出会えてしまったら写真の価値がなくなってしまうでしょう。カワセミの出が悪い時は、自分が初めてカワセミに出会った時、枝に止まっているカワセミに「お願いだから飛ばないでくれ・・」と念じながら手がガクガクブルブル震えながらシャッターを切ったあの時を思い出すようにしています。そして、ああ今日もここのカワちゃんが無事にいるんだなあ・・と週に2回のカワちゃんとの出会いを満喫するようにしています。

・・・・・・なんてちょっと無理が入っているかぁ~(爆)


初めて撮った銀塩カワセミ(もろ日の丸^^;)

Canon EOS-1vHS
焦点距離 600mm(300mmf2.8+2倍テレコン)
露光時間 不明
F値   たぶん5.6
たぶん Fujifilm トレビ400C
露光モード Av
Epson GT9700F(スキャナ)→PhotoshopCS2 
リサイズ、レベル補正、カラーバランス、ノイズ低減、スマートシャープ
ノートリミング

投稿者 shirou-miz : 22:04 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月23日

あなたはノートリにこだわりますか?

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すでにネタが尽たのでコラムでお茶を濁します(^^;
最近、普段お世話になっている「とり撮り::BLOG」
掲示板でトリミングの有無について議論がありました。トリミングについての意見は確かにいろいろあると思います。せっかく構図を決めてやっとの思いで撮った一枚は切らないでそのままの方が自然でいいですよね。私は銀塩で風景を撮っていたので「トリミング」なんて発想はありませんでした。でも縁無しでプリントすれば端っこがトリミングされてしまいますよね。でも時代はデジタルに移行して、「トリミング」するセンスを磨くのも撮影手法の内の一つと考えるようになりました。「トリすると画質が悪くなる」なんて意見も出ていましたがこの高画素の時代にこれはちょっと古いな、と思いました。むしろ写真の基本がしっかり出来ていないとトリミングはその写真の粗を見る人に露呈してしまって撮影者は墓穴を掘るだけです(^^;(よくぶれている写真をシャープを強くかけて余計にブレを目立たせてしまう人もいますが・・)でも完璧にきている画はトリすることによって生きてきます。イコール、よほど近い画でなければトリしないと解像感は表現し難いのではないかと思うのです。ですから最低感度で撮ってノイズを最小限に抑え、バチピンブレなし適正露出の3拍子そろった画を目指すんでしょうね。要はトリミングしてようがノートリであろうがそれは撮影手法のこだわりであって、大事なのはその画をどうやって見る人に伝えるかということではないかと思います。やはりふだんフィールドに通うのも自己満足のカワセミの記録写真を撮りに行くのではなく、これだという作品を撮って見る人を感動させたいと思っている人がほとんどだからでしょうね。私の場合はノートリで撮れれば嬉しいが、トリすることによってその画がもっと生きてくるのであれば容赦なくトリする・・・ってなとこですかね^^;

在庫の在庫^^;

Nikon D2X
焦点距離 550mm(1100mm相当)
露光時間 1/800秒
F値   4.5
ISO  100
露光モード M
Capture NX ver1.0→PhotoshopCS2
撮影日時 06/04/15 09:37/13
クロップ、トリミング


投稿者 shirou-miz : 00:02 | コメント (0) | トラックバック

2006年08月01日

キヤノンとニコンの単純比較

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早いもので私がニコンを使い始めて早くも5ヶ月が経とうとしています。とりあえず最初の3ヶ月間はニコンの癖に慣れるためにキヤノンを封印してきましたが3ヶ月が経過してからはキヤノンとニコンの撮り比べも出来るようになりました。下の2枚は同じフィールドの同じ枝で撮影したものですが、撮影時期と時間、それに個体も違うかと思いますので参考までに画像の比較をして頂けたらと思います。

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 560mm
露光時間 1/320秒
F値   4.5
ISO  100
露光モード M
D.P.P ver2.1.1.4 
ピクチャースタイル「風景」
色温度  5200K
撮影日時 06/07/23 13:56/35
ちょいトリミング


Nikon D2X
焦点距離 400mm(800mm相当)
露光時間 1/250秒
F値   2.8
ISO  100
露光モード M
Capture NX ver1.0
カラー設定 モードIIIa
色温度  5220K
撮影日時 06/04/23 08:12/43
クロップ、ノートリミング

ううむ・・・こうして見ると光線の状態が違う時間帯とはいえカワセミはニコンかな?特にモードⅢaはカワセミのコバルトブルーが実に綺麗に出ます。キヤノンのほうはピクチャースタイルの「風景」を彩度ゼロの設定で後はほとんどいじくっていません。もう少し細かく追い込んでみると結構変わるかもしれません。これからもこの両者の比較は頻繁に行いたいと思います。(出来るだけ条件を同じにしてね)

投稿者 shirou-miz : 23:13 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月02日

撮影技術向上への道(3)~トリミングについて・その2~

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前回のコラムでデジタル写真の高画素化がトリミングを自在にさせる、と述べてきましたが画素数が多ければ当然デメリットも出てきます。要はごまかしが効かないのです。一枚の写真を構成する点の数が増えるわけですからほんの僅かなブレなど隠せません。そこにトリミングをして拡大するわけですから、わざわざ自分の自信作の粗を見る人たちに知らせているようなものです。そうです、大きくトリミングする場合は写真そのものの基本が完璧に出来ていないといけません。バチピン、ブレなし・・・適正露出もと言いたいところですがRAWで撮る分にはキヤノンの場合-1.5~+1.5位までは(個人的見解)ほとんど救えてしまいます。(でもISO200以下かな?)ピントと被写体ブレ・・・この2つはカワセミのトビモノを撮る上で永遠の課題と言っていいでしょう。この2つが完璧なケースは1日の撮影したカットの中でそんなに多くはないと思います。ですから大きくトリミングをする行為はものすごく敷居の高いことだと思います。下手をすれば自分の作品の粗をお知らせすることになってしまうのですから・・・
結論から言うと
しっかりと構図がとれているカワセミのトビモノを撮りたい→低ISOに設定→自ずとssは下がる→被写体ブレを起こしやすい→トリミングできる画がなかなか撮れない・・・・・
というサイクルになると思います。まさに修行ですよね。でも上手くはまればトリミングは最強の望遠レンズといっても過言ではありません。2倍テレコンをつけて撮るよりテレコン無しで撮ってトリミングした方が画質がいいですからね。(開放値f4のレンズの場合)

在庫より
横3504→1418pixにトリミングしましたが被写体ブレが目立っています。

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 560mm
露光時間 1/500秒
F値   4.0
ISO  100
露光モード M
D.P.P ver2.1.1.4→PhotoshopCS2
撮影日時 05/08/07 08:53/22
超トリミング

投稿者 shirou-miz : 22:04 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月26日

撮影技術向上への道(2)~トリミングについて・その1~

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写真はフィルムに写ったものがそのままプリントされる・・・銀塩で風景写真を撮っていたころはこの感覚が当たり前でした。しかし24×36mmのフィルムサイズを印画紙にプリントすること自体、縦横の比率が違うのでふち無しにすると自動的にトリミングされてしまいます。そこで一眼レフカメラは中級機より下のクラスは大体ファインダーの視野率が95%前後になっています。対してフラッグシップ機はリバーサルフィルムで撮ることを前提に作っているので視野率は100%のモノが殆どでした。またこれが最上位機種のステータスだったりします。
前置きが長くなりましたがいわゆる「ノートリミング」(以下ノートリ)の状態が当たり前だったものがデジタルになって高画素化されたせいで不要な写り込みをカットして元のサイズに引き伸ばすというのが出来る様になりました。風景写真は画角と構図が命ですからトリミングなんて邪道だと思っていましたが、被写体のとても小さい野鳥の写真はそうはいきません。ましてや人が近づくことの出来ない鳥さんだっているわけですからその場合は600mmはおろか800mmあっても足りないわけです。(まあデジスコという選択肢もあるわけですが・・)そこでトリミングというのが必須になるわけですがカワセミのトビモノの場合はノートリで撮ることは非常に困難です。
仮にファインダーで水面を飛ぶカワセミを捉えたとします。モニターをチェックするとそこには嬉しいバチピンのカワセミが羽の形もばっちりで写っていたとします。この場合殆どのケースがカワセミはど真ん中のはずです。キヤノンの45点AFは精度が高いですから場合によっては一旦ど真ん中で捉えてその後AFがカワセミに追従して上下左右に被写体が寄っているかもしれません。ところが私の経験上、殆どがど真ん中ですからこれを作品にするには構図を作らなければなりません。すると嘴より先は多めに空けて尾羽より後ろのスペースは少々寸詰まりにする、なんてケースも出てくるわけです。この場合は周辺を切り落とす程度のいわゆる「ちょいトリ」で良いわけですが、ピントの芯を捉えたスーパーバチピンのカワセミが仮に進行方向の真ん中より構図に逆らった場所に入ったとします。ここでノートリにこだわるならここでせっかくのバチピンのこの画を捨てなければなりませんがこれは「超トリ」によって構図を作ることが出来、時には「縦トリ」で生きてくるわけです。フレームインすら難しいトビモノもトリミングによって構図を作って生きた作品になるのです。デジタルの高画素化はこういう点では大歓迎ですね。(その2に続く)

在庫より

Nikon D2X
焦点距離 400mm(800mm相当)
露光時間 1/640秒
F値   2.8
ISO  100
露光モード M
Nikon Capture Editor 4.4
撮影日時 06/04/19 13:28/25
クロップ、トリミング

投稿者 shirou-miz : 23:51 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月18日

撮影技術向上への道(1)~低ISO修行~

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私がカワセミを追い回すようになってからデジタル一眼を手に入れて、そして念願の長玉も3本も手に入れてホバもトビモノもトマリモノもそこそこは撮れるようになりました。でも人間の欲とはキリがないもので今度は高画質で撮れるようになりたいというのがこの頃の目標でした。
まず第一に考えたのは「低ISOで撮る」、これでした。最初の頃は曇りの日はISO400、時には800は当たり前、時に1600で撮っていた時もありました。それはトビモノ中心でとる場合、どうしてもss(シャッタースピード)を1/1000秒以上は確保したかったからです。ところが以前のコラムで述べたようにレンズをカワセミの動きに合わせて振る、イコール「流し撮り」のことですが、これが身に着いてしまうと1/1000秒以上はさほど必要なくなります。私なんかは1/640秒を一つの基準にしていますがこればっかりは難しいものでカワセミとの距離に拠ります。10数メーターの場合、1/1000秒以上でもぶれるときはぶれます。まあ高速ssと呼ばれる領域がさほど必要なくなると今度は絞り込むかISOを下げるかということになりますが私たちが選んだのはISOを下げることでした。キヤノンは高感度に強いですからISO400でも結構いけてしまいます。正直webもしくはプリントして2L版で鑑賞するレベルであればさほど違いは判らないでしょう。それでもISOを下げる理由は一つ、「低速修行」に他ならなかったのです。曇りなどでssが上がらなければISOを上げればさほど苦労することなく撮れてしまいます。でもISOをそのままにすることによってssが上がらないので様々な工夫をするようになるのです。RAWで1段以上ドアンダーで撮ってソフトで露出を持ち上げるやり方(C社は可能)はあまり感心はしませんが、その時に与えられた露出に逆らうことなくそのままのssで撮ろうとすることによってもの凄く上達すると思います。下手すればその日のトビモノは全滅かも知れませんが、画像チェックしていてばっちり背景が流れてシンクロしているカワセミを見るときほど快感に思うことはありません。しかも低ISOですからノイズも少なくフォトショップなどでシャープをかけるときなどノイズの浮きを気にする必要もありません。気に入った画でしたらA3ノビのプリントも楽勝でいけてしまいます。低ISOで撮ることによって自在にトリミングしたり大伸ばししたりできる懐深い画質を手にすることが出来ます。ですので私を含む「カワセミ修行僧」と呼ばれる仲間たちはみんな低ISO(ISO200以下)をスタンダードとしています。低ISOこそが高画質の近道になることが間違いないと思います。
*ちなみにN社のD2H(sも含めて)を使用されている方、偏見になってしまい誠に申し訳ございません。
(次のコラムに続く)


在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 560mm
露光時間 1/640秒
F値   5.6
ISO  100
露光モード M
D.P.P ver2.1.1.4→PhotoshopCS2
撮影日時 06/01/03 10:35/35
トリミング

投稿者 shirou-miz : 23:52 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月01日

流し撮りへの道(2)


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低速ss(シャッタースピード)で背景のみが流れる流し撮り」は躍動感が出て本物のトビモノという感じがします。この流し撮りもいくらチャレンジしてもカワセミも一緒に流れてしまい失敗が当たり前で偶然という要素がないと成立しないものだと考えていました。
ところが、とある、ホバが期待できるフィールド(カワセミまでの距離35mが当たり前の所)で相変わらずホバに備えて低速ssの設定で水面飛びを狙っていたのですが、これが面白いようにカワセミにシンクロしてカワセミはピタッと止まり、背景は流れるといった画が高い確率で撮ることが出来ました。ssは1/100秒から1/320秒くらい。普通で考えるとブレブレのssですが連写して5枚に1枚くらいはカワセミが止まっています自分は腕が上達したんだ・・・」とこの時は有頂天になってしまいました。
そしてこのフィールドが終焉を迎えて、以前の道場フィールドに戻りました。ここは20m以内の所にカワちゃんがやってきます。ホバホバフィールドのように枝から水面飛込みまで600mmで容易に追えない、近いけどトビモノには厳しいフィールドです。そしてホバホバフィールドで撮っていた時のように低速ssでトビモノを狙ってみました。ところがカワセミがフレームインしません。しかもなんとかフレームインさせてもお話にならないくらいカワセミがブレブレです。仕方が無く1/640秒の安全圏で狙いますがこれもまた眼が流れたりしてカワセミがビシッと写ってくれません。微妙にブレてしまうのです。一体どうしたことか?
距離が近ければ解像度が上がるのでちょっとした粗がすぐ目立ってしまう、というのが正解でした。ホバホバフィールドで流し撮りをマスターしたつもりになっていたのですが、それはカワセミまでの距離が相当あったので解像感が乏しい状況で撮っていたのです。当然、粗が目立たなかった訳ですね。しかもカワセミが小さいのでフレームインもしやすく追いやすいということも付け加えさせて頂きます。カワセミまでの距離が遠ければレンズの振る量も少なくて済むからですね。
このように距離の近い写真は非常に難しいと改めて思いました。距離が遠ければ解像度が下がるけどトビモノの成功率は上がります。だったら距離が遠くても解像度が高いカメラやレンズを使えばいいではないか、と私は考えるようになってきたのです。(次のコラムに続く)

当時の在庫より(水面がバックだと背景があまり流れません)

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 840mm
露光時間 1/250秒
F値   5.6
ISO  200
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 05/05/22 08:04/30
大トリミング

投稿者 shirou-miz : 21:14 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月25日

流し撮りへの道(1)


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ホバリング撮影を意識しすぎるとトビモノが撮れなくなると言われています。まず考えられるのは羽のブレを強調するためにss(シャッタースピード)は1/200から1/640秒からい?に設定して絞り込むことが多いことです。1/640秒ならともかく1/200秒位の中速域だと当然トビモノもブレる確率が高くなりますよね。
次に考えられるのが飛び出しからシャッターを切ってしまうと(特に秒間8コマクラスのカメラ)ファインダーのブラックアウトでカワセミを追えなくなり、いざホバっていても見失ってしまう・・・私が多かったのがこのケースでした。飛び出しからズババババァ~!とシャッターを切っているので隣で撮っている人が「ホバってる~!」といっても「え?どこ?」ってなことになってしまうのです。
こんな風に幾度と無くホバチャンスを逃してきたわけですが、「二兎を追うもの一兎を得ず」というのが正解なのでしょう。しかし欲張りな私はどうしてもホバ設定のままトビモノも撮りたかったのです。しかし高速ssでしかトビモノが撮れないと思っていた私にとってブレブレ写真の量産でしかありませんでしたホバはトマリモノだから(人によって解釈が違う)低速ssでもある程度とまるがトビモノはブレても仕方がない、と思うしかなかったのです。
そんなある日、相変わらずのホバホバ設定で(これはいつホバするか分からないため)トビモノを撮っていたのですが偶然にも1/125秒で撮れたトビモノがありました。カワセミの顔はピタリと止まり、背景は斜めに流れている・・・これだ!!これが流し撮りというヤツか・・・何故か初めて本物のトビモノを撮ったような気がしてきました。(次のコラムに続く)

当時の在庫より(2線ボケバックが悔しい・・)

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 840mm
露光時間 1/125秒
F値   5.6
ISO  200
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 05/06/04 09:07/50
超トリミング

ちなみに今日はお仕事で出撃できませんでしたぁ。

投稿者 shirou-miz : 21:13 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月23日

ホバリング撮影への道(2)


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誰もがカワセミ撮影で期待してしまう「ホバリング」ですが、時にカワセミが狂ったかのようにホバを連発することがあります。我々はこれを「ホバホバ天国」やら「ホバホバ祭り」などと呼んでいますがこれがblogなどを通じて知れ渡るとフィールドが物凄いカメラマンの数になります。一般の方からすればそれは異様な光景ですが、その方たちも通りがかりにホバを見ると立ち止まって歓声が湧きます。それくらいホバは人の気持ちを魅了するものなのです。むしろファインダーでのぞいて必死こいて見ているよりも肉眼で観察した方が臨場感が伝わってきて感動するかもしれません(カメラマンには無理でしょうが・・・)。さてその「ホバホバ」ですがやはりカワセミにとって一定の条件がないとしないみたいです。あくまでも憶測の域ですが

・風がほとんど無い
・水温が低い(暖かいと魚が浮いてきてしまうため)
・光線の具合
・川又は池の縁で魚が見つからない

などの条件が考えられます。パターンとしては

・木の高い所に上ってからの飛び出し
・低い枝からの上昇
・岩からの上昇
・水面に飛び込む寸前のブレーキ

などが今までの経験上多いです。
とにかく「ホバホバ」でなければアドリブに強くないと咄嗟のホバを撮るのは困難だと思います。私たちは3秒までは「ショートホバ」と呼んでいますがまさにこのラインが撮れる撮れないの分かれ目のような気がします。しかしその短いホバをおさえられた時ほど嬉しいことはありません。やはり簡単に誰でも撮
れてしまうと有難みがなくなっちゃいますからね。

在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 560mm
露光時間 1/160秒
F値   4.5
ISO  100
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/12/04 10:37/39
超トリミング


ホバリング写真館の方も随時アップしていきます!!

投稿者 shirou-miz : 22:27 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月21日

ホバリング撮影への道(1)


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カワセミの撮影で最も人気があるのがホバリング(停空飛翔)であることは有名ですが最初はこれがなかなか上手く撮れません。
いきなりホバに遭遇すると焦ってしまってファインダーに入らず、やっとこさ捉えたと思ったらホバが終了してカワセミが落下していく所だけがブレて写っていたり、AFがスコーンと抜けてピントが合わなかったりと、皆さんもこんな経験があるかと思います。
私はカワセミ撮影を始めてからホバをまともに撮れるようになるまで8ヶ月くらいかかりました。というよりは通っていたフィールドでほとんどホバしなかったのです。ですからファインダーで初めてホバを捉えて連写した時には感動このうえなかったです。でも今でもホバの撮影はあまり得意ではありません(爆)。特に私が苦労したのはロクヨン(600mmf4)で撮影を始めた頃でした。この被写界深度の浅いレンズでカワセミが前ボケに入ってしまうとファインダーで捉えていてもさっぱり解りません。そこで慌ててレンズを左右上下してしまうものですからドつぼにはまります。ですから予めどの辺でホバるかを予測して飛び出しと同時にピントリングを回す必要があります。
AFに関しても最初は抜けるのが怖くて一生懸命MFでピントリングを回していました。でもこれがなかなかピントが会ってくれません。気持ちが焦っているからです。この気持ちの焦りがなくなるにはやはりカワちゃんに長いホバをやってもらうしかありません。でも毎回10秒以上のホバをたくさんやっていたらすぐに飽きてしまって有難みもなくなるのでしょうね。

まあ理屈はこの辺にして本ブログ初の写真館が立ち上がりました。駄作が多いですが見てやってください。

在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 840mm
露光時間 1/320秒
F値   8.0
ISO  100
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/12/03 09:56/46
トリミング

投稿者 shirou-miz : 23:36 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月17日

トビモノへの道(3)~水面飛び~


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さて道場」フィールドで多くのリスクを背負っての撮影が続いたわけですがこの時撮っていたトビモノはカワちゃんが木の枝から飛び出した瞬間のモノが殆どでした。しかしカワセミファンならば殆どの人が「ホバリング」や「お魚加えた水面飛び出し」に憧れることでしょう。私は特に「綺麗な水面の上をお魚を加えて飛んでいるカワセミ」に幻想を抱いていました。これまでこれをまともにバチピン、ブレなしで撮ったことが無かったからです。
ちょうどこの頃、「道場」がぱったりとカワセミの出が悪くなりトビモノを狙う状況ではなくなってきました。その時、タイミングよく、ある公園がカワセミがいるという状況を聞いて早速仲間達と出向いて見ました。すると♀のカワちゃんが1羽でぽつんと居て、冬の濁っていない綺麗な池の水面の上をすれすれに飛んで行くでは無いですか。ここだったらカワセミの水面飛びが撮れる!と思いここに通うことに決めました。ここは今までの「道場」と打って変わって、やさしい雰囲気に包まれたフィールドでさすがは公園。駐車場もトイレも近くにあり、しかもご丁寧にベンチまであります。まさに「マッタリフィールド」と呼ぶに相応しいでしょう。真冬の人の居ない公園はまさにカワセミを独り占めにしているような気にもなります。しかしお目当ての写真はというとなかなか撮れなくて四苦八苦でした。しかも「道場」と違ってカワセミが非常に小さいです。下手すると50mくらいのところに来ることもあります。そんな中での「お魚加えたカワセミの水面飛び」を撮るための修行が新たに始まったのです。(次のコラムに続く)

当時の在庫より(桜が散る頃になって撮れましたぁ<汗>)

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 840mm
露光時間 1/1000秒
F値   5.6
ISO  200
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 05/04/17 08:36/45
超トリミング

投稿者 shirou-miz : 23:06 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月15日

修行僧への道~道場入り~


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このblogを立ち上げて早1ヶ月が過ぎました。正式には昨日14日がちょうど1ヶ月なのですが子猫のミーちゃんが投稿してしまったので(笑)今日が1ヶ月目とさせていただきます。1ヶ月で予想を上回るアクセス数で大変うれしく思います。見てくださっている皆様に感謝感激です。
さて前置きが長くなりましたが、強行策でロクヨン(600mmf4)を手に入れたまでは前回のコラムでお話しましたが、その激薄ピントには戸惑うばかりでした。しかも開放絞りだとゴーヨン(500mmf4)のようにピシッとシャープにきません。
そうこうしているうちにいつもご一緒させて頂いている仲間もロクヨン組になっていました。むしろ私が遅いくらいです(汗)。そしていつものフィールドでカワセミを追っかけて行ったり来たりします。そこのフィールドは川すれすれのコンクリートの歩道?のところでカワセミ撮影をするのですがカワセミがちょっと上流、下流と行ったり来たりします。私たちもストーカーのように狭い川のヘリを走っていってカワセミを追っかけては飛ばれ、時にずっと同じ所にいた人が勝ち組になるようなそんな過酷なところで撮影していたのです。そこは誰かしら転んだり時に川にモノを落としたりしています。かく言う私もロクヨンを担いだまま転んでしまい、幸いにもレンズフードから倒れたのでレンズ損傷には至らなかったという経験があります。そんな私たちをカワセミ修行僧」と名付けた人がいたのです。この時期鳥屋さんはコミミやら冬鳥やら大忙しですが私たちは明けても暮れてもカワセミでした。やはりこいつに取り付かれてしまったのだから仕方がありません。だからいつ転んで機材を破損するかもしれない、時に身体ごと川に落ちるかもしれない危険なこのフィールドで懲りずに撮影し続けるのです。まさにここは修行僧のための「道場」と呼ぶのがぴったりかもしれません。
今でもこのフィールドへたまに撮影に行きますがこの頃のことを思い出すと恐ろしい事をしていたなあ、
なんて思ったりします。

当時の在庫より(ピンアマ&2線ボケはお許しを・・)

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 600mm
露光時間 1/320秒
F値   4.0
ISO  200
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 05/01/23 13:00/42
トリミング

投稿者 shirou-miz : 21:10 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月10日

餌付け(やらせ)について考える


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今日、私は仕事中に空き時間があったので都内の某公園にカワセミを見に行きました。そこは最近知ったのですがカワセミが来ることで知られていて案外とこんなところで?という場所でした。客先から走ること15分くらいで目的地に着き、お目当ての池は駐車場からすぐ近くでした。すると地元のおじさんたちがカメラを並べていました。ああここか、ずいぶんと分かりやすいところに来るんだなあとカメラを見るとなんと全部の機材にストロボがついているではないですか。しかもディフューザーつきで。すかさず池を見ると至近距離10m無いくらいの所にいかにもという枝が立っていて、その足元を見ると容器が沈んでいました。やはり・・・・見てはいけないものを見てしまった心境に陥りました。実際にカワセミが飛んでくる所までは時間が無くて見ていませんがほぼ間違いないと思いました。「やらせの話はよく噂に聞きますが目の前で見るといたたまれない気持ちになります。特に容器を沈まして餌付けする行為はカワセミの嘴を傷つけ、悲惨な結果になるのが目に見えているからです。そこまでしてまで撮りたいか?自分に問いかけてみると私は自然のカワセミを撮るのが当たり前の環境でスタートしたのでそこまでしてまで・・・と思いました。そのおじさん達のレンズはだいたい200か300mmくらいでした。長玉が高価すぎてとてもそんな物にお金をかけられないからやっているんだ・・と言われれば辛いものはありますがやはりやるべきでは無いと思います。確かに私はフィールドに恵まれているのかもしれません。しかし自然相手ですからはずれの日は全くまともなものが撮れなくて、豆粒のようなちっちゃなカワちゃんを強引にトリミングしたりすることもあります。やはり近ければ質感も出て素晴らしい一枚になりますが、逆光対策で焚くストロボ写真はやはり不自然に感じてしまいます。容器に飛び込むカワセミを見なくて幸いでしたがやはりこの行為に関しては大変考えさせられた一日でした。

餌付けをすることによってカワセミはどうなってしまうのか?
ということをこのサイトで解りやすく説明しています。是非ご覧頂いて餌付けに関してご理解頂けたらと
思います。

「翡翠との出会い」
左下の「餌付け問題を考える」

投稿者 shirou-miz : 21:33 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月25日

トビモノへの道(その2)


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(トビモノへの道・その1からの続き)
ここで皆様にお詫び申し上げます。プロローグで私は「過去に遡ることなく・・・」と申しましたがコラムで過去に遡りまくっています(汗)。このブログの日記と日記の間を埋めるのに過去の撮影シリーズを続けていきますのでご了承願います。
さて超高級カメラEOS-1DMarkⅡ(以降MarkⅡに省略)をゲットしてこれでトビモノを撮りまくるぞ~と意気込んだわけですがカメラが変わったからといって簡単に撮らせてくれません。8.5コマでもフレームアウトしてしまいます。カワセミの枝からの飛び出しはいいとこ2,3枚です。この頃の撮影の仕方はとにかくss(シャッタースピード)重視。暗くてssが上がらなければISO800だろうが1600だろうがISOを上げることによってssを最低でも1/800秒は出るようにしていました。それでも、カワセミはブレブレでピタッと止まってくれません。1/1250秒出ていても今ひとつの時が多いです。所詮はカメラではなく腕か・・・と悩んでいるとある日、フィールドで知り合った仲間がカワセミの横飛びを撮っている所を横で見ているとなんとレンズをカワセミの飛翔の軌跡に合せて振っているではないですか。こんなことをして撮れるのか?ブレブレにならないか?いろいろな疑問が湧きました。試しにやってみようと思い、カワセミが横に飛び出した瞬間、レンズをその方向に振るとなんとファインダーでカワセミを追えるではないですか。シンクロ・・・・まさにそうでした。撮った画像をチェックしてみるとカワセミはブレていませんでした。そうか、カワセミの動きにシンクロすればシャッタースピードはあまり高速でなくてもいいんだ、ということに気付きました。しかし動きのトリッキーなカワセミにレンズの動きをシンクロさせるなど並大抵のことでは出来ません。とにかくカワセミの動きをよく把握して反射神経に磨きをかけないと・・・仮にシンクロしてもピントはどうすればいいんだ?次から次へと問題が降ってきます。この時からトビモノへの修行が始まったのだと思います。(次のコラムに続く)

当時の在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 300mm×2
露光時間 1/800秒
F値   5.6
ISO  500
露光モード Av
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 04/08/22 15:26/34

投稿者 shirou-miz : 01:25 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月23日

トビモノへの道(その1)


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(私のカワセミとの出会い・その2からの続き)
川面にレンズを向けるということはひょっとしてカワセミの水面にダイビングする所を撮ろうとしているのか・・・まさかあんなに速い動きをするカワセミの飛んでいるシーンなど撮れるわけがない、最初はそう思いました。案の定、カワセミが枝に止まってから魚を探して飛び込もうとすると、ズババババババァ~!!というけたたましいシャッターの連写音が聞こえてきます。10Dは秒間3コマだからカシャン・カシャン・カシャンと頼りない音がします。そう、そのけたたましいシャッター音を奏でていたカメラこそ発売になって間もないEOS-1DMarkⅡでした。秒間8.5コマで高速シャッターで切れれば確かに飛翔シーンは撮れるな、と思いこの頃から無性にトビモノ(飛翔シーン)が撮りたくなりました。しかし、いくら10Dで頑張って撮ろうとしても殆どがフレームアウトしてしまい満足に撮ることが出来ません。(結果的に私は10Dではトビモノは撮っていません)だからといって50万もするカメラを果たして買うことができるのか?や女房を説得すれば・・・結局女房は諦めた感じで許してくれて今まで大事にしていた銀塩のEOS-1vとEF50mm1.4のレンズを売却することで頭金を作り、更なるローンレンジャーへの道を歩み始めたのです。そしてMarkⅡが手元に来たあかつきには必ずすごいトビモノを撮ってやる・・・と固く心に誓ったのでした。
(次のコラムに続く)

在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 560mm
露光時間 1/200秒
F値   5.6
ISO  100
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 06/01/1 10:36/03
超トリミング

投稿者 shirou-miz : 00:04 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月19日

私のカワセミとの出会い(その2)


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300mmでは鳥はどうにもならない、しかし500mmや600mmなど到底、趣味のレベルでは買えない・・・
そこで元から持っていた2倍テレコンを使うことにしました。これで焦点距離はになって再びカワセミを撮りに出撃しました。前の感動も覚めやらぬうちにまたコバルトブルーの美しいカワセミが登場してくれました。この頃の私はカワセミに会えること自体ラッキーだと思っていたので無我夢中でシャッターを切りました。
何日かが過ぎ、初めて現像から帰ってきたリバーサルフィルムに写し込まれたカワセミをライトボックスで確認しました。・・・・・やはり小さい。そこでトリミングということに気付き、スキャナに取り込んでデジタルデータにしてトリミングしてみると画質の悪さに唖然としました。そうか、デジタルにすれば画角が1.6倍になるから960mm>か・・・銀塩一筋だったアンチデジタル派の私が初めてデジタル一眼を意識しました。そして気付いてみると当時では名機の呼び声の高いEOS10Dをローンで購入していました。EOS10D+サンニッパ+2倍テレコン、かくしてデジタル一眼でのとり撮りはここからスタートしました。画角がアップになったのと失敗してもいつでも消せるデジタルの特典が生かされたか枝に止まっているカワセミは満足いく画質で撮れる様になりました。まわりで撮っている人たちも殆どがデジタルだったのでこれで肩身狭い思いをしなくてすみました。しかし枝に止まっているカワセミも撮っていくうちに同じシーンばかりになってきて飽きがきてしまうようになりました。するとカワセミが枝に止まっているのに川面にレンズを向けている人がいるではないですか。(次のコラムに続く)

当時の在庫より

Canon EOS10D
焦点距離 300mm×2
露光時間 1/40秒
F値   8.0
ISO  200
露光モード Av
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 04/06/16 10:04/00

投稿者 shirou-miz : 23:02 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月17日

私のカワセミとの出会い(その1)


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まだ立ち上がったばかりのblogなのでまだ工事中の部分も多いですが第一回目のコラムは私がカワセミにハマったきっかけをお話します。
ちょうど2年前の冬、女房と東京のN公園に行きました。するとデジタルカメラをジーっと構えている人がいて何を撮っているのかな、と思いました。するとコバルトブルーの美しい鳥がザリガニをくわえて木の枝に止っているではないですか。聞けばカワセミという鳥でなるほど、名前は聞き覚えあるな・・と思いました。しかしこの鳥は幻のような存在で自分は千載一遇のチャンスで出会っただけだと思い、運が良かったくらいしか考えていませんでした。しかしこの鳥を撮ってみたくなりました。それから2ヶ月以上が過ぎ、家から車で15分くらいのところにある公園に桜を見に行きました。すると公園の近くを流れている川のところに長いレンズを並べて何かを待っている人がいるではないですか。私は疑問に思い近づいてみるとなんと青い鳥さんが川面を一直線に飛んでいきました。あっカワセミだ!!まさか家の近所にいるとは夢にも思いませんでした。慌てて私は車に戻り、たまたま風景写真用に積んでいた銀塩のEOS-1vとサンニッパ(300mm f2.8)を一脚に付けて持ち出しカワセミをそこで待つことにしました。待つこと30分くらいでやってきて石の上に止まり、私は無我夢中でシャッターを切り続けました。カワセミは早速お魚をダイビングして獲り、魚を飲み込む瞬間も連写して撮りました。見るもの全てが新鮮でこの美しい鳥が水中に飛び込んで魚を獲って水面を矢のように一直線に飛ぶというのが私の気持ちを捉えて放しませんでした。しかし300mmという鳥を撮るには短いレンズ越しに見るカワセミは非常に小さいものでした。(その2に続く)

在庫より

Canon EOS-1D MarkII
焦点距離 560mm
露光時間 1/500秒
F値   4.0
ISO  160
露光モード M
D.P.P ver2.0.3.7→PhotoshopCS2
撮影日時 05/10/02 09:25/26

投稿者 shirou-miz : 23:21 | コメント (0) | トラックバック